設計趣旨
大川邸の敷地は、南北の方位線と45度に振れている。そのため日照の確保を考えた結果、単純な箱形でなく、L字型の平面形状となっています。
1階居間、食堂の上部を吹き抜けとしており、2階子供室から居間を見下ろすことが可能です。
吹き抜けを中心として居間、台所、食堂などの空間の連続が計画の上でのポイントになっています。

設計資料
●建物名 大川邸
●設計  宮田栄建築計画事務所
●施工  藤永工務店 竣工 1983年6月 
●構造規模 木造2階建て
●面積  敷地面積 233.22㎡ 建築面積 74.53㎡ 
     延床面積 119.25㎡ (1階69.56㎡ 2階 49.69m2))
●主な外部仕上げ
 屋根  日本瓦葺き 勾配4寸
 外壁  モルタル下地防水吹き付け    
 軒裏  杉板 厚12㎜ キシラデコール塗り
 建具  アルミサッシ 木製建具